令和3年度東京農工大学編入体験談
こんにちは。くまです。
自己紹介はこちら↓(時間のある方は是非。)
学科コースは、工学部機械システム工学科航空宇宙・機械科学コースです。
はじめに
結果から言いますと、私は東京農工大学の編入試験は不合格でした。
しかし、私は先輩の編入体験談にお世話になったので、私も書こうと思います。
受験生の方は、反面教師にしてください。
東京農工大学について
私が受験した東京農工大学は、あまりメジャーな大学では無いと思うので、簡単に説明します。
東京農工大学は、農学部と工学部から成る大学で、工学系の難関国立大学である「電農名繊」の一角です。
他の三校は電気通信大学、名古屋工業大学、京都工芸繊維大学です。
企業からの評価はかなり高いようで、私が受験を決めた理由の一つです。
キャンパスは、東小金井キャンパスと府中キャンパスの2つあります。
私は工学部を受験したので、東小金井キャンパスでした。
試験科目
東京農工大学の試験は、
1日目:数学、英語、物理
2日目:専門、面接
です。
なかなかハードですね。
しかし、私が受験した機械系のコースは専門科目がなく、2日目は面接だけです。
つまり、1日目でほとんど決着がつきます。
問題の傾向は例年ほとんど同じなので対策しやすいと思います。
落ちましたけど…(笑うところですよ?)
試験内容
数学
200点満点で大門は4つ
今年も同じでした。
問題はそこまで難しくは無いので満点を狙いたいところです。
編入数学徹底研究がスラスラ出来ると解けると思います。
私はガチガチに緊張していまい、5割ぐらいしか取れなかったと思います。
行列の計算をどこかで間違い、一つの要素が「3ケタ/3ケタ」みたいになって頭が真っ白になりました。
時間だけがどんどん過ぎていき、そのまま試験が終わりました。
試験で焦ったときは闇雲に計算するのではなく、一度落ち着きましょう。
英語
英語は過去問がないので、自力で勉強しなければなりません。
200点満点で長文が2つと英作文が1つです。
英作文は、文字指定が少ないので短くまとめなければなりません。
長文は、A4半分ぐらいで時間も余ると思います。
1門の配点が高いので、丁寧に解きましょう。
私は、英語が大嫌いなので、5割ぐらいでした。
恐らく、合格者は7割ぐらい取ると思います。
物理
200点満点で力学と電磁気学のみです。
一番差が開く科目だと思います。
数学、英語に比べて、難易度が高いです。
答えのみで良い問題もあるので、知っている問題があれば大幅に時短できます。
しかし途中式が必要ないので、答えを間違えると部分点も貰えません。
基礎物理学演習という黄色い参考書に過去問と同じ問題があるので、この参考書が出来れば問題ないと思います。
今年は力学で減衰振動が出てきました。
解法を忘れてしまったのでほとんど出来なかったです。
電磁気は簡単でほとんど出来ました。
全体で6割ぐらいだと思います。
面接
部屋が5つあり、私の部屋は3対1でした。(2対1もあったらしい)
質問は、
- 志望理由
- 大学院は行くか
- 他学科の回し合格でも大学院は行くか
- 第二志望について
- 他の受験校について
でした。
5分ぐらいで終わり、穏やかな雰囲気でした。
今年は受験者が多かったので、一人当たりの時間が減ったのかもしれません。
編入試験3日間の流れ
day1(試験前日)
昼過ぎぐらいに東京に到着してチェックインしました。
ホテルはホテルメッツ武蔵境
武蔵境駅の直ぐ近くにあり、周りにコンビニ、ごはん屋が多かったので便利でした。
近くのお店の朝食無料券なども貰えて、なかなか良かったです。
農工大の最寄り駅は東小金井駅ですが、その付近にはホテルがないので注意しましょう。
荷物を置いたら、少しゆっくりした後、先輩方2人と合流して、下見に行きました。
迷いながら30分ぐらいかけて到着しました。
かっこいいですね。
どこの編入試験にも言えることですが、下見は必ず行きましょう。
本番のイメージがつき心の余裕ができるのと、当日慌てなくて済みます。
下見を済ましたら、近くのコメダ珈琲で先輩方と試験対策をします。
電磁気をやったのですが、正直何をやってるのか全くついていけませんでした。
多分、先輩方には(こいつ、大丈夫かな?)って思われてたでしょう…
力学は慣性モーメントの求め方を完璧にして、解散しました。
片方の先輩とは同じホテルだったので夜に数学を少し一緒にやって、翌日の昼食などの買い出しに行って寝ました。
正直、全く寝付けませんでした。
英単語帳を見ながら寝ようとしましたが、全く頭に入りません。
電磁気が全く分からなくて自信がなくなっていました。
寝れないときは暖かい飲み物を飲みましょう。(カフェインがないやつ)
まじで寝れます。
day2(試験1日目)
試験当日は試験科目の通りです。
めちゃくちゃ疲れました。
そして、試験で事故りまくって落ち込みました。
嘘です。実力不足です。
秋葉原に行ってみたかったので、切り替えて観光にしました。
楽しかった...
この日は疲れていたからか、ぐっすり寝れました。
day3(試験2日目)
面接は昼からだったので、ゆっくり面接で言う内容を確認しながら、準備しました。
先輩方と合流し、コメダ珈琲で雑談しながら、時間をつぶしました。
面接は人が多かったので、長時間待たされたのにすぐ終わりました。
トイレは行きたくなったら行きづらいですが、手を挙げて行きましょう。
我慢は良くないです。気分転換にもなります。
面接が終わると、先輩方と合流して直ぐに帰りました。
スーツから私服に着替えれると凄く楽になります。
最後に
不合格でした。
満点を取る予定の数学で爆死し、他もそこまで振るわず、散々でした。
帰りの新幹線で、米津玄師のLOSERを聞きながら、ずっと落ち込んいました。
暗い話はここまでにして、今年の農工大の編入試験について振り返りましょう。
今年は受験者が去年の3倍ぐらいになっていました。
要因は、
だと思います。
私は、不合格だったのであまり参考にならないかもしれませんが、農工大受験生の助けになれば、幸いです。
勉強などは、これぐらいなら落ちるのかーと思って頂ければ嬉しいです。
あと、当日の流れなどで試験科目当日のイメージが湧けば嬉しいです。
では。
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