くまの編入体験談

高専からの大学編入体験談

受験勉強(1/2)

 どうも、くまです。

自己紹介については、こちらの記事をご覧ください。↓(時間のある方は是非。)

kumamama44.hatenadiary.com

 

 

さて、今回は、私が志望校を東北大学から東京都立大学東京農工大学に変えた経緯や受験勉強(意識が低すぎる)について、時系列に沿って書いていきます。

参考書については、別の記事で書くので今回は割愛させていただきます。

参考書についてはこちら↓

kumamama44.hatenadiary.com

 

最終的な受験校は、東京農工大学東京都立大学、長岡技科大になります。

ちなみに、4年生の3月まで東北大学を受験しようとしていました。

 

 

まず、私が受験勉強を始めたのは、4年生の9月からです。

夏休みには始めることは出来ましたが、全くやる気が起こらず、ダラダラと過ごしていました。

正直、この時点で他の受験生に遅れをとっています。

皆さんはもっと早く受験勉強を始めましょう。

 

私の周りには編入すると言っていた人が少なかったので、いつ受験勉強始めればいいのかわかりませんでした。(ネットで調べればわかるのに…)

一応、8月から受験勉強の準備はしていたので、8月から書こうと思います。

 

 

4年生8月

まずは、情報収集です。

夏休み前に数少ないクラスの編入志望の友人に編入について相談してみました。

くま「もう編入勉強始めてる?」

友人「3年生のころからやってるよ」

くま「まじか。何から始めたらいいかな?」

友人「TOEICかなー」

くま「TOEICなんか受けなあかんの?」

こんなレベルでした。

家に帰って、編入学試験について調べていると、どうやら友人の言う通り、ほとんどの大学でTOEICが必要らしいです。(知るのが遅すぎる。)

とりあえず、TOEICを受けてみようと思い、9月にあるTOEICの申し込みをしようとしますが、締め切りに間に合わず、受けれませんでした。

多分、ここで受けていれば250点ぐらいだったと思います。

英語は全く出来ません。中学生レベルです。

お金の無駄になるところでした。受けなくて良かった。

 

それから、編入数学徹底研究を買いました。

どの編入体験談を読んでもみんな使っていたからです。

この本には、最後の編入試験の当日までお世話になりました。

しかし夏休みは、パラパラとめくるだけで、

たまに、こんなの授業でやったなー懐かしーってのもありましたがほとんど分かりませんでした。

 編入の数学ってこんなに難しいのか、授業とレベルが違う…

 

4年生9月

夏休みの後半に入り、インターンシップに行きました。

そこで、高専の先輩に会い、編入の相談に乗ってもらいました。

先輩は高専→専攻科→大学院→就職という、専攻科と大学院どちらも経験している、編入のエキスパート的な存在でした。

主に、専攻科と大学のメリット・デメリットを聞き、とても参考になりました。

最後に「そろそろ勉強始めないと間に合わないぞー」と言われ、少し焦ります。

インターンシップでは、とてもいい刺激を頂き、編入勉強についてやる気が出てきました。

 

中旬

この頃から「はじめてのTOEIC受験講座」に半年、通いました。

週1で2時間。

そこで使われる単語帳が何故か銀のフレーズだったので、買いました。

普通は金フレなのにね、どうしてだろうね。

そこでは、お年を召された方がほとんどで、雰囲気はゆるゆるです。

しかし、週1で50個の単語テストがあり、強制的に覚えさせられるので、さぼり癖のある私には良かったです。

学校のテストや行事などで2/3ぐらいしか行けませんでしたが、得たものは大きかったです。

英単語の覚え方やTOEICのテクニックを教えてもらいました。

 

この時の勉強時間は、週3で1日1時間ぐらい

 

4年生10月

長い夏休みが終わり、学校が始まります。

周りの編入勢は通学中や休み時間に編入の勉強をしていたので、私も真似してTOEICの勉強をします。

ここで、学校でTOEICのIPを受け、305点でした。

普通なら落ち込むはずですが、就職の友人に勝ち、喜びます。

少し経ってから305点が如何に目標に遠いか自覚しました。

なぜなら、名古屋大学東北大学を受験するには、700点ぐらいは必要だからです。

ちなみに編入勢の友人は600点を超えていました。

遅れてますね、

そして、12月にあるTOEICの申し込みます。

 

数学についてですが、全くのノータッチでした。

編入数学徹底研究は、完全に本棚の肥やしになっていました。

とてもまずいですが、本人はまだ自覚していません。

勉強時間は9月とあまり変わらず、週3で1時間ぐらい

 

4年生11月

高専の先輩方が編入報告会を開いて下さり、参加しました。

いつも読み漁っている編入体験談には載っていないような初歩的なことから、教えてくれました。

滑り止めの重要性、おすすめの勉強アプリ、おすすめの勉強系youtuberなど、です。

 

ここからStudyplusで勉強時間を記録し始め、youtubeTwitterは一日に使える時間を制限しました。

iPhoneにこんな機能があるとは……

TOEIC対策ですが、編入に対するモチベーションが上がったので、勉強時間は増えました。

数学は何もしていません。

勉強時間は、週5で1日2時間ぐらい。

 

4年生12月

学校のテストと修学旅行で忙しく、TOEIC対策は単語しかできません。

そのまま、初めてのTOEIC公開テストを受け、ボロボロ。

結果は350点。相当焦ります。

ここからほぼ毎日勉強するようになりました。

 

名古屋大学東北大学の過去問を見てみましたが、徹底研究より何が書いているのか分かりませんでした。

こんなのを本当に解けるようになるのだろうか…

 

年末にようやく徹底研究をやり始めますが、私の学力が低すぎて、全く進みません。

ほとんど答えを見ながら、やってました。

みんなこんな難しいのをやっているのか...と絶望、

 

数学は得意なつもりでしたが、1,2年のとき、テスト前の一夜漬けに頼っていたツケが回ってきました。

焦りすぎて、年越しはスキー場で徹底研究をやりながら過ごしました。

いや、スキー行ってるんかい(笑)

勉強時間は、1日にTOEIC対策1時間、数学0~1時間ぐらい。 

 

4年生1月

さて、年も明け、やっと本格的に目標を決めて勉強を始めます。

とりあえず、3月までにTOEICで650点を取ることと徹底研究を終わらせることを目標にします。

1月にもTOEICがあるので、英語に重きを置き、毎日勉強します。

その1月のTOEIC試験での手ごたえはなかなか良く、500点ぐらいはあるやろ、と思っていました。

 

徹底研究は気分転換にする程度でした。

勉強時間は、1日にTOEIC対策2時間、数学0~2時間ぐらい。

 

4年生2月

1月のTOEICの結果が返ってきました!

結果は450点でした。

予想よりも低くて、ショックを受けます。

学年末試験も終わり、勉強に打ち込める時間も増えたので、喜んでTOEIC勉強をします。

 

1日にTOEICを2~3時間、徹底研究は2時間程度やるようにしました。

銀フレは全て覚えたので、新しい単語帳も始めました。

他の科目の勉強を考えると3月のTOEICでいいスコアを取らなければ厳しいです。

3月のTOEICに向けて追い込み、公式問題集では600点は確実に取れるぐらいになり、自信が着きます。

 

数学は、徹底研究を2月後半から毎日やるようになりました。

 

勉強時間は

前半、1日にTOEIC対策3時間、数学0時間

後半、1日にTOEIC対策2時間、数学2時間ぐらい。

 

4年生3月
さて、勝負のTOEICの月です。

3月前半はTOEIC対策を1日に3~4時間していました。

 

しかし、皆さんご存知の通り、この時に新型コロナウイルスの感染拡大が始まりました。

そして、3月のTOEICの中止が決まったのです。

さすがに、中止はないやろ、と思っていたのでとても絶望したのを今でも覚えてます。

 

4月のTOEICが出願に間に合う最後のTOEICだったので、そこまでは頑張ろうと思いました。

しかし、直ぐに4月のTOEICの中止も発表されます。

今まで何のために勉強していたのだろう...(絶望)

 

とても落ち込みました。

1月までTOEICは行われていたので、3.4月のTOEICの中止によって、大学側のTOEICの提出が無くなるとも考えにくいです。

こればかりはどうしようもないですが、正直1月のTOEICで結果を出せなかったのが悪いと思います。

頑張って机に向かいますが、勉強に全く手がつかなくなりました。

受験校を変えなければ…とずっと考えていましたが、現実と向き合えず考える気になりませんでした。

 

しかし、このままでは良くないと思い、3月末に一週間かけて受験校を考え直します。

この一週間は全く勉強しませんでしたが、今振り返ると一番大切な時間だったと思います。

 

さて、受験校についてですが、今の進度で旧帝大は確実に間に合わないので、諦めます。

それでも航空宇宙関係の学部には行きたかったので、そこそこ絞られていました。

候補は、東京農工大学東京都立大学大阪府立大学京都工芸繊維大学、専攻科です。

専攻科は、大学院でもう一度チャレンジする作戦でしたが、今の高専にあと2年通うのは嫌だったのと、専門科目があるのがネックになり、なし。

 

親にも相談しましたが、「お金は出すから自分で決めなさい」と言われました。

厳しくも優しい親です。

 

残りの4校は、大学のホームページや研究室を徹底的に調べて、自分のやりたいことが出来そうな東京農工大学東京都立大学にしました。

そして、滑り止めを技科大に決めました。

技科大は長岡でも豊橋でもどっちでもよかったのですが、専門科目の勉強が必要ない長岡にしました。

あと、長岡の方が倍率が低く、確実に受かりそうだったからです。

滑り止めに落ちたら元も子もないですし、滑り止めのための勉強をしてる余裕はないです。

 

これは、後で気が付いたのですが、無意識に実家から遠いところを選んでいました。

恐らく、一人暮らしに憧れがあったのでしょう。

 

数学については12月の年末に始めた徹底研究の1周目がようやく終わります。

しかし、ほぼ答えを見ながら解答していたのであまり頭に入っていません。

そこで基礎固めのために編入数学入門という参考書を始めます。

この時期に基礎固めをし直すのには勇気が要りましたが、この判断は間違ってないと思います。

編入は暗記に頼った勉強法では、恐らく落ちます。

なぜなら、定期テストとは違い、範囲が膨大にあるからです。

さらに、問題もいくらでも捻ることが出来るので、基礎を固めて、応用する能力が必要です。

 

自分に合っていない参考書は、とても効率が悪いので、ダメだと思ったらすぐに変えましょう。

 

編入数学入門は3月中に1周終わります。

 

 

長々と書いてしまいましたが、今回はここまでにします。

かなり細かく書いてしまったので、分かりにくくなっていたらすみません。

次回は、受験校が決まってからの受験勉強(5年生4月から)について、書きます。

 

続きの記事はこちら↓

受験勉強(2/2) - くまの編入体験談

 

では、また。